白い悪魔 1958年　監督：斎藤武市　 主演：森雅之　野添ひとみ　小林旭 衣裳デザイン：森英恵、大同毛織
パパとのクリスマスディナーのワンピース （物語） 洋装店を経営する牟田口(森雅之)は、昔の初恋の人の遺児(野添ひとみ)を引き取ることに..。 「挽歌」の原田康子が原作。血のつながらない父と娘の危うい関係にドキドキ。野添ひとみがパパ・森雅之にキラキラした瞳でスリスリ小犬のように甘えるのがただただチャーミングで、そしてスリリングで。そしてそんな無邪気な娘に戸惑う森雅之の演技も絶品。 街や港や雪原などの美しい函館のロケ、ロマンチックな音楽、ひたすら胸をキュンキュンさせながらうっとりと観てしまうこと必至。 ファッションショーシーンの、おそらく森英恵の手によるウエディングドレスがこれまたステキなのでぜひご注目を。 あと、野添ひとみのボーイフレンド役小林旭がスゴイ若くてカッコイイ。すでにちょっととぼけた味を出しててサスガ。	クリスマスイブの夜、部屋をデコレイトしディナーを用意してパパ・森雅之を迎える野添ひとみ。胸の木の葉の刺繍がキラキラと光るワンピースはビロード生地でやわらかく体にフィット。紙製のクリスマス帽までかぶってる気合いの入りよう＜カワイイ＞！ 「きよしこの夜」が流れ窓に雪が舞うこの上もなく美しいシーン。野添ひとみの瞳をキラキラと照らすキャッチライトがキレイで、カメラさんスゴ技です。
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